「なぜあなたは筋トレをするのですか?」
トレーニングをまだしていない人たちは、このことについて非常に気になっていると思う。トレーニングをしなくても生きていけるということに間違いない。
このように聞かれたトレーニングをしている人たち(通称:トレーニー)は、ダイエットや、健康維持、ムキムキになりたいという人がいるだろう。また、なんでトレーニングしているのかわからないという人もいるはずだ。私はそれで良いと思う。
トレーニングを始めたいけど動機がない人、トレーニングをなんでやっているのかわからなくなってきた人、そんなあなたに向けての記事を書いた。
この曖昧な感覚についてこの記事を通して、次のステップに進んでいけると幸いだ。
筋トレによって起こる変化
まず、筋トレをすると何が起こるのか、この点について説明したい。
私も痛感した変化がいくつかある。その中でもよりメジャーなものをまとめる。
筋肉がつき、かっこいい体になる
これは何も言わずとも、誰もが共感する変化であると思う。トレーニングを続けることによって、体のさまざまな部分が成長していく。
引き締まった腹筋、厚みを増した胸板、たくましい腕や肩まわり。
このようにわかりやすく体に現れることは、大きな喜びであり、継続した自分へのご褒美である。
この進化した見た目こそが、夏を制すると言っても過言ではない。
自己肯定感が上がる
次に挙げたいのが、体だけではなく精神面へのポジティブな影響。「自己肯定感があがる」ことだ。
目標を設定し、それに向けて毎日少しずつタスクをこなしていく。
この前のトレーニングよりも扱える重量が大きくなった、このようなひとつひとつの小さな達成感である「毎日何かをやり遂げている」という感覚が、自分を育てていく。
この気持ちが重なることで、筋トレ以外の日常生活にも「自分ならできるかもしれない」というような前向きな気持ちを与えてくれる。
このサイクルが自己肯定感を強めてくれる材料である。
なぜトレーニングをする?
このように心身ともに自分自身を成長させてくれる筋トレですが、なぜ筋トレを続けるのか、この点について考えていきたい。
目的が明確に決まってる
まずは、目標が明確に決まっている人が挙げられる。
ボディビルやフィジークなどの大会に向けて筋トレをしている人、スポーツで良い成果を収めるために筋トレをしている人のように目標が明確に決まっている人がいる。
このような人たちは、筋トレをすることでその先に何かゴールがある人だと考えられる。
該当する方はその目標に向けてめげずに筋トレを続けてほしい。
なんとなくやっている
次に、なんとなくやっている人だが、このような人は私も含めほとんどの人が当てはまると思う。
健康のため、かっこよくなりたいなど少しふわっとした目標を持っている人も多いと思う。
このような人は「なんでトレーニングしているんだろう」と考えることがあると思う。
これこそがトレーニングに飽きてしまう原因である。
しかしこのような人たちにもトレーニングを続けてほしい。このような考え方になった時どうすれば良いのか、参考にしてほしい考え方を次にまとめた。
初心に帰ろう
まずは初心に帰ることが大切だ。
なぜ筋トレを始めたのか、どんな変化を期待して始めたのかを振り返ることで、新しいモチベーションにつながることもある。
考えすぎは要注意
しかし考えすぎは要注意。
明確な理由が見つからないからといって、トレーニングをやめてしまったらもったいない。
今までの習慣にあった筋トレこそが、あなたの心身のバランスを整えていた可能性もあるからだ。
なんとなくでもいいじゃない
そんなあなたに。「なんとなくでいいじゃない」
目的がはっきりしなくても、筋トレの爽快感、心地よさ、この感覚こそが生活の一部となっている。そんななんとなく続けている状態を、もっと肯定するべきである。
その「なんとなく」という感覚の中には、言葉には表すことのできない、健康維持、自分と向き合う時間などのあなたにとって大切な何かが含まれているかもしれない。
まとめ
筋トレというのは、「かっこいいからだ」、「自己肯定感」という素晴らしい贈り物を届けてくれる。
そして、筋トレを続けるための動機は必要ない。目的があるからやる人、目的がなく「なんとなく」やっている人、どちらも立派なトレーニー。
考えすぎず、まずは今日のトレーニングを楽しんでいきましょう。
コメント